Visual Studio Code(VSCode)でPythonのバージョンを確認する方法について、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
以下の手順を踏めば、現在使用しているPythonのバージョンを簡単に確認することができます。
目次
VSCodeでPythonのバージョンを確認する主な方法
VSCodeでは、以下の2つの方法でPythonのバージョンを確認できます。
方法 | 特徴 |
---|---|
ステータスバーから確認 | すぐに確認できて視覚的にもわかりやすい |
コードに print(sys.version) を書く | 実行時の正確なバージョン情報が得られる |
ステータスバーで確認する方法
手順
- VSCodeを開く
- Pythonファイル(
.py
)を開く - 右下のステータスバーを見る →
Python 3.x.x 64-bit
のように表示されていれば、現在アクティブなPythonインタープリターのバージョンです。
補足
- ステータスバーが表示されない場合は、Python拡張機能がインストールされていないか、Pythonファイルが開かれていない可能性があります。
Pythonコード内で確認する方法
より詳細なバージョン情報(ビルド番号など)を知りたい場合は、コード内で確認します。
例
import sys
print(sys.version)
実行結果
3.11.5 (main, Apr 5 2024, 14:30:20) [GCC 12.2.0]
この情報は、Pythonのバージョンに加えて、コンパイラやビルド日時なども含んでいます。
バージョンが期待と違う場合の対処法
インタープリターを変更する
Ctrl + Shift + P
を押してコマンドパレットを開くPython: インタープリターを選択
と入力して選択- 使用したいPythonバージョンをリストから選ぶ
Pythonがインストールされていない場合
公式サイト(https://www.python.org/)から目的のバージョンをインストールし、再度VSCodeでインタープリターを設定してください。
まとめ

方法 | メリット | 使いどころ |
---|---|---|
ステータスバー | 手軽に確認できる | とりあえず知りたいとき |
コード | 実行環境を明示的に表示 | プログラム内で確認が必要なとき |
VSCodeはPythonのバージョン管理にとても柔軟に対応しているため、複数バージョンを使い分ける開発にも向いています。
ぜひ活用してみてください。
以上、VSCodeでPythonのバージョンを確認する方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。